NTRの楽しみ方について
中の人がほぼ全員リアルで修羅場っていたため、長らく放置となってしまって申し訳ありません。別に忘れてたわけじゃないよ!
忙しさの峠は越した…と思いますので平常に戻ります。
さて、生活において私事をする余裕が出てきたので、昨日街に繰り出して
用事を済ませつつ買い物をしてきたわけですが。
某と◯のあなのエロ漫画コーナーに立ち寄った時に
が発売されているのを見かけまして。
私エロゲに関しては入念に情報をチェックするのですが、
マンガに関しては一般・18禁問わず情報を集めることに無頓着でして。
いつも店に行っては出ている新刊を眺めて「あっ、これ買わなくちゃ」と思い立って購入します。
毎年1冊新刊を出してた岡田コウさんが昨年は一冊も出していなかったため、
不思議には思っていたのですがまさか上下巻とは…。
完全に想定外だったため、狼狽してしまいました。
さて、岡田コウと言えば、押しも押されぬ近年を代表するロリエロマンガ家の一人ですが、
ハッキリ言って万人受けする作家さんではありません。
絵柄が基本的にペドいのももちろんそうですが、作者自身の嗜好によるところも大きい。
デビュー作「恋するぱんつ」
で2009年のエロ漫画人気投票にて2位を獲得して注目されましたが、この頃は
その嗜好はアクセント程度に留められていました。
それから2冊め・3冊めとなるにつれその傾向は顕著になっていきました。
その傾向とはなにか?そう、NTRですね。
NTRの定義に関しては色々ありますし、正しい処なんか誰にもわからないと思いますが、
ここでは寝取り・寝取られ及びそれらに付随する様々な要素を加えた包括的なジャンルとして話をします。
このNTRというジャンル、エロ漫画業界においては比較的受け入れられていますが、
エロゲ業界においては好む人の割合が相対的に少ない、少数派向けのジャンルとなっています。
これはまあエロ漫画が完全にエロ有りきのジャンルなのに対して、
エロゲがラノベやアニメの延長線上に近いところにある性質による処が大きいと思います。
コレはNTRゲーの金字塔、TRUE BLUEですね。
NTRは現状、どう考えても多数に支持されている属性ではありません。
主な理由としては、単純に胸糞悪い、ってところでしょうね。
いわゆる「処女厨」の多く存在するエロゲ業界に関しては特にこの傾向が強いんじゃないでしょうか。
最近はその傾向が行き過ぎて、表現の幅を大きく狭める結果になっていることが残念でなりません。
では逆に、NTRの楽しみ方とはどういったものでしょうか?
私は何度も言ってきたとおり、NTRが大好きなのですが、
その楽しみ方には二通り有ると思います。
まず一つ目は、寝取られを見ることによって生じる、胸のもやもやとした感情を楽しめる人。
コレに関しては、まず寝取られたことそのものを受け入れ純粋に楽しめる、
ある意味「素質」が必要なパターンだと思います。
この楽しみ方を出来る人こそが真のNTR好きなのでしょう。
そしてもう片方のパターン、私もこちらだと思いますが、第三者視点で登場人物の関係を眺め、
その関係の推移を俯瞰的に見てニヤニヤできる人。
どう違うのかと思うかもしれませんが、この場合重要なのは登場人物に感情移入しないこと。
感情移入するとしても寝取られるヒロインに対して、ですね。
現実と創作を混同する気は毛頭ありませんが、前者のパターンで真に寝取られを楽しめる人は、
現実で自分のパートナーがそういう目に合っても、ある程度受け入れられるのではないでしょうか?
なぜなら、そういう嗜好が元々あるから。
後者のパターンは違います。現実に自分がそういう目にあったら私だって耐えかねます。
ですが創作ではNTRを楽しめる。それは自分ではないからですね。
エロゲの、特に学園モノなんてのは主人公を自分に置き換えて楽しむものなのでしょうが、
個人的に言わせればそんなもん無理ですよ。
私は黙ってりゃカワイイ女の娘が寄ってくるような体質でもなければ、
何もしてないのにそういう娘たちに好かれることもない、ましてやイケメンでもありません。
そんなもんに感情移入できるわきゃないだろ、と。
そんな私がエロゲを楽しめるのは、登場人物たちの関係をある意味俯瞰的に眺めているからなのでしょう。
もちろんそうすぐに楽しめるように成るジャンルではないと思いますが、
Ever17ではありませんが、そういった視点での楽しみ方もあると心に留めておいてください。
とりあえず、なんでもかんでも主流となっている流行りばかりを振りかざさず、
こういったマイノリティの楽しみも尊重してあげてください。
さて、NTRモノの代表といえば、
先ほど上げたTRUE BLUEに代表されるBLUEシリーズや秘湯めぐり等が挙げられますが、
最近NTR業界でその勢力を強めているのは、今まで何度か紹介して来ましたが、
かつての業界の巨人・elfです。
2004年に下級生2で盛大にやらかしてしまって、(そういやアレCV:河原木志穂だったな…)
まあこれもある意味NTRなわけですが…。
すっかり下火となってしまったelfですが、それが多少なりとも評価を盛り返すキッカケとなったのが、
2009年に発売した媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレです。
一般受け?知るか。といった感じの直球勝負のタイトルですが、
ハッキリ言ってこのゲームに関してはタイトルを付けるセンスが無かったと思います。タイトルで損しすぎ。
確かにそういう要素はふんだんにありますが、
このゲームは非常に質のいい館モノであったので、もっと広まって欲しかったですね。
…えーっと、何が言いたかったんだっけ?
とりあえず、NTRモノだからといって偏見を持たず、視点を変えることによって
見えてくるものもあるかもしれないよ、ということです。
で、…最初の岡田コウの新刊の話ですが、
なんと今回の新刊にはそういった嗜好の話が一切といっていいレベルで存在しませんでした。
と◯のあなで見てしまった瞬間にこういう話をするっていう構成を決めてしまったので、
引っ込みがつかなくなってしまったというか…。
これも時代の流れか。
おわり。
用事を済ませつつ買い物をしてきたわけですが。
某と◯のあなのエロ漫画コーナーに立ち寄った時に
せんせいと、わたしと。 上 (セラフィンコミックス) (2013/02/21) 岡田 コウ 商品詳細を見る |
せんせいと、わたしと。 下 (セラフィンコミックス) (2013/02/21) 岡田 コウ 商品詳細を見る |
が発売されているのを見かけまして。
私エロゲに関しては入念に情報をチェックするのですが、
マンガに関しては一般・18禁問わず情報を集めることに無頓着でして。
いつも店に行っては出ている新刊を眺めて「あっ、これ買わなくちゃ」と思い立って購入します。
毎年1冊新刊を出してた岡田コウさんが昨年は一冊も出していなかったため、
不思議には思っていたのですがまさか上下巻とは…。
完全に想定外だったため、狼狽してしまいました。
さて、岡田コウと言えば、押しも押されぬ近年を代表するロリエロマンガ家の一人ですが、
ハッキリ言って万人受けする作家さんではありません。
絵柄が基本的にペドいのももちろんそうですが、作者自身の嗜好によるところも大きい。
デビュー作「恋するぱんつ」
恋するぱんつ (セラフィンコミックス) (2009/02/26) 岡田コウ 商品詳細を見る |
で2009年のエロ漫画人気投票にて2位を獲得して注目されましたが、この頃は
その嗜好はアクセント程度に留められていました。
それから2冊め・3冊めとなるにつれその傾向は顕著になっていきました。
その傾向とはなにか?そう、NTRですね。
NTRの定義に関しては色々ありますし、正しい処なんか誰にもわからないと思いますが、
ここでは寝取り・寝取られ及びそれらに付随する様々な要素を加えた包括的なジャンルとして話をします。
このNTRというジャンル、エロ漫画業界においては比較的受け入れられていますが、
エロゲ業界においては好む人の割合が相対的に少ない、少数派向けのジャンルとなっています。
これはまあエロ漫画が完全にエロ有りきのジャンルなのに対して、
エロゲがラノベやアニメの延長線上に近いところにある性質による処が大きいと思います。
コレはNTRゲーの金字塔、TRUE BLUEですね。
NTRは現状、どう考えても多数に支持されている属性ではありません。
主な理由としては、単純に胸糞悪い、ってところでしょうね。
いわゆる「処女厨」の多く存在するエロゲ業界に関しては特にこの傾向が強いんじゃないでしょうか。
最近はその傾向が行き過ぎて、表現の幅を大きく狭める結果になっていることが残念でなりません。
では逆に、NTRの楽しみ方とはどういったものでしょうか?
私は何度も言ってきたとおり、NTRが大好きなのですが、
その楽しみ方には二通り有ると思います。
まず一つ目は、寝取られを見ることによって生じる、胸のもやもやとした感情を楽しめる人。
コレに関しては、まず寝取られたことそのものを受け入れ純粋に楽しめる、
ある意味「素質」が必要なパターンだと思います。
この楽しみ方を出来る人こそが真のNTR好きなのでしょう。
そしてもう片方のパターン、私もこちらだと思いますが、第三者視点で登場人物の関係を眺め、
その関係の推移を俯瞰的に見てニヤニヤできる人。
どう違うのかと思うかもしれませんが、この場合重要なのは登場人物に感情移入しないこと。
感情移入するとしても寝取られるヒロインに対して、ですね。
現実と創作を混同する気は毛頭ありませんが、前者のパターンで真に寝取られを楽しめる人は、
現実で自分のパートナーがそういう目に合っても、ある程度受け入れられるのではないでしょうか?
なぜなら、そういう嗜好が元々あるから。
後者のパターンは違います。現実に自分がそういう目にあったら私だって耐えかねます。
ですが創作ではNTRを楽しめる。それは自分ではないからですね。
エロゲの、特に学園モノなんてのは主人公を自分に置き換えて楽しむものなのでしょうが、
個人的に言わせればそんなもん無理ですよ。
私は黙ってりゃカワイイ女の娘が寄ってくるような体質でもなければ、
何もしてないのにそういう娘たちに好かれることもない、ましてやイケメンでもありません。
そんなもんに感情移入できるわきゃないだろ、と。
そんな私がエロゲを楽しめるのは、登場人物たちの関係をある意味俯瞰的に眺めているからなのでしょう。
もちろんそうすぐに楽しめるように成るジャンルではないと思いますが、
Ever17ではありませんが、そういった視点での楽しみ方もあると心に留めておいてください。
とりあえず、なんでもかんでも主流となっている流行りばかりを振りかざさず、
こういったマイノリティの楽しみも尊重してあげてください。
さて、NTRモノの代表といえば、
先ほど上げたTRUE BLUEに代表されるBLUEシリーズや秘湯めぐり等が挙げられますが、
最近NTR業界でその勢力を強めているのは、今まで何度か紹介して来ましたが、
かつての業界の巨人・elfです。
2004年に下級生2で盛大にやらかしてしまって、(そういやアレCV:河原木志穂だったな…)
まあこれもある意味NTRなわけですが…。
すっかり下火となってしまったelfですが、それが多少なりとも評価を盛り返すキッカケとなったのが、
2009年に発売した媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレです。
一般受け?知るか。といった感じの直球勝負のタイトルですが、
ハッキリ言ってこのゲームに関してはタイトルを付けるセンスが無かったと思います。タイトルで損しすぎ。
確かにそういう要素はふんだんにありますが、
このゲームは非常に質のいい館モノであったので、もっと広まって欲しかったですね。
…えーっと、何が言いたかったんだっけ?
とりあえず、NTRモノだからといって偏見を持たず、視点を変えることによって
見えてくるものもあるかもしれないよ、ということです。
で、…最初の岡田コウの新刊の話ですが、
なんと今回の新刊にはそういった嗜好の話が一切といっていいレベルで存在しませんでした。
と◯のあなで見てしまった瞬間にこういう話をするっていう構成を決めてしまったので、
引っ込みがつかなくなってしまったというか…。
これも時代の流れか。
おわり。
- 関連記事
-
- うーん… (2013/02/27)
- どうでもいいことですが (2013/02/25)
- NTRの楽しみ方について (2013/02/21)
- 5年経つのってはやいね (2013/01/27)
- ぅゎょぅι゛ょっょぃ (2013/01/17)
カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ関係の駄文
コメントの投稿
コメント:一覧
この記事にトラックバック:
トラックバック:一覧