ガールズアンドパンツァーのすすめ
久しぶりの更新。ここしばらくの模型誌が異常ですよね。
これとかこれとか硬派なはずのこれとか、どこも突然のAFV特集、
ネットショップからⅣ号戦車のキットが軒並み消え、モデルグラフィックスにプレミアム価値が付き、金メッキとかピンクの痛戦車が飛ぶように売れる珍事。
2007年ごろの痛車プラモブーム以来ですねこれ。
半年前は戦車なんてティーガーⅠぐらいしか知らず、持ってたラジコンのレオパルト2をアメリカの戦車だと思ってたような人間が、、
気がついたら黒騎士物語と萌えよ!戦車学校を購入し、バルジ大作戦やバンド・オブ・ブラ ザースをゲオで借りてるこの始末。
はい。ということで今回は、ガールズアンドパンツァーについて個人的な感想でも。
この作品は人気が出るのは当然の結果だったような気がします。
女の子が戦車に乗る、荒唐無稽な世界観と大迫力の戦車アクションにまず目が行きますが、
その物語の中身は
女の子だけの弱小初心者チームが、四苦八苦しながら大会を勝ち進む単純明快部活モノ 。
正直戦車じゃなくてもこの物語は成り立ちます。
たった10話の放映でこれだけよりどりみどりのキャラクターをキャラ立ちさせたのはすごい。
主役の大洗女子高校チームは大会の進行に合わせて、チームの結束とシンクロさせて紹介していきながら、
1話ずつライバル校の戦車とキャラクターを紹介していきます。
かわいい女の子って見てるだけで幸せですよね! 麻子ちゃんきゃわわ
BD1巻のブックレットでシリーズ構成の吉田さんが「がんばれベアーズ」や「キャプテン」を参考にしたとコメントしていましたが、
転校してきたみぽりんが周りのキャラクターと仲良くなっていく過程、
初心者チームが工夫と奇策を凝らして強豪チームと渡りあい、
そして勝利。
友情・努力・勝利の王道展開はやはり気持ちがいい。
戦車道はスポーツ競技なので、試合が終わった跡にスッキリしてるのもいい。人死でないし。
男キャラとエロを排してるのも、スポ根成分の純度を高めるのに一役買ってます。
あと、ジョジョやホライゾンなんかが顕著なのですが、
最近の俺好みのアニメは30分あたりの密度が高まってきているような気がします。
昔の子供アニメ的な30分の起承転結じゃなく、承転結起承転の1.5サイクル以上なのです。
ガルパンを見てみるとわかりますが、2話以降はすべてこのサイクルです。
24話の物語を意図的に12話に圧縮しているようにすら感じます。
このスピード感のある構成も、見ていて飽きないところです。
上記のような感じで物語としての構造がしっかりしていて、 なんにも戦車のこと知らなくてもこのアニメ楽しいんですよ。
そして見てると、気がついたら戦車のことを知りたくなってる。
初心者チームの大洗女子が戦車道を行なっていく過程で、自然と視聴者が一緒になって戦車と戦車道の説明を受けます。
ミリオタ向けの、緻密なメカニック描写や軍史などの小ネタを随所にしこみ、 それを秋山殿に解説させる親切ぶり。
都合よくリアリティは捨てて、かわいい女の子・かっこいい戦車が見せる。 徹甲弾でミンチになるグロなんて見たくないですよ。
戦車に興味を持つ人が増えれば、模型業界ももっと活気づいて楽しくなりそうです。
作品の作り込みにこだわって本放送を落とすとか、 中小規模メーカーとはいえ、放映前から専用プラモの発売が決定してたりと、
水島監督ら制作スタッフはこの作品に本気で力を入れていたのだと感じます。
3月放映の11,12話放送の前に、3月17日にストリーミングで1~10話の放映が行われます。
戦車に興味がなかった・敬遠した人にこそ、見て貰いたい。
女の子が戦車に乗る、荒唐無稽な世界観と大迫力の戦車アクションにまず目が行きますが、
その物語の中身は
女の子だけの弱小初心者チームが、四苦八苦しながら大会を勝ち進む単純明快部活モノ 。
正直戦車じゃなくてもこの物語は成り立ちます。
たった10話の放映でこれだけよりどりみどりのキャラクターをキャラ立ちさせたのはすごい。
主役の大洗女子高校チームは大会の進行に合わせて、チームの結束とシンクロさせて紹介していきながら、
1話ずつライバル校の戦車とキャラクターを紹介していきます。
かわいい女の子って見てるだけで幸せですよね! 麻子ちゃんきゃわわ
BD1巻のブックレットでシリーズ構成の吉田さんが「がんばれベアーズ」や「キャプテン」を参考にしたとコメントしていましたが、
転校してきたみぽりんが周りのキャラクターと仲良くなっていく過程、
初心者チームが工夫と奇策を凝らして強豪チームと渡りあい、
そして勝利。
友情・努力・勝利の王道展開はやはり気持ちがいい。
戦車道はスポーツ競技なので、試合が終わった跡にスッキリしてるのもいい。人死でないし。
男キャラとエロを排してるのも、スポ根成分の純度を高めるのに一役買ってます。
あと、ジョジョやホライゾンなんかが顕著なのですが、
最近の俺好みのアニメは30分あたりの密度が高まってきているような気がします。
昔の子供アニメ的な30分の起承転結じゃなく、承転結起承転の1.5サイクル以上なのです。
ガルパンを見てみるとわかりますが、2話以降はすべてこのサイクルです。
24話の物語を意図的に12話に圧縮しているようにすら感じます。
このスピード感のある構成も、見ていて飽きないところです。
上記のような感じで物語としての構造がしっかりしていて、 なんにも戦車のこと知らなくてもこのアニメ楽しいんですよ。
そして見てると、気がついたら戦車のことを知りたくなってる。
初心者チームの大洗女子が戦車道を行なっていく過程で、自然と視聴者が一緒になって戦車と戦車道の説明を受けます。
ミリオタ向けの、緻密なメカニック描写や軍史などの小ネタを随所にしこみ、 それを秋山殿に解説させる親切ぶり。
都合よくリアリティは捨てて、かわいい女の子・かっこいい戦車が見せる。 徹甲弾でミンチになるグロなんて見たくないですよ。
戦車に興味を持つ人が増えれば、模型業界ももっと活気づいて楽しくなりそうです。
作品の作り込みにこだわって本放送を落とすとか、 中小規模メーカーとはいえ、放映前から専用プラモの発売が決定してたりと、
水島監督ら制作スタッフはこの作品に本気で力を入れていたのだと感じます。
3月放映の11,12話放送の前に、3月17日にストリーミングで1~10話の放映が行われます。
戦車に興味がなかった・敬遠した人にこそ、見て貰いたい。
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カテゴリ : とみい:雑記
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