旅の収穫②:(感想)さかしき人にみるこころ
先日の記事で、旅の収穫はまた別にあると言いましたが…。今週事情により、当ブログのメンバー全員忙しかったため、放置してしまいました。
まあ気をとり直して、これがその収穫物↓
表
裏
ゴールドバッハの恋愛予想+ さかしき人にみるこころ主題歌&ドラマCD です。
ずっと探していたんですが、いかんせんそれほど売れたわけでもないゲームの
ドラマCDなんか地方で簡単に見つかるはずもなく、
通販を使うのも負けた気がするので持っていなかったんですが、
日本橋のソフマップで発見しまして購入した次第です。
lightさんの「さかしき人にみるこころ」というゲームがあります。
参考サイト→http://www.light.gr.jp/light/products/sakasiki/
これはその主題歌「ゴールドバッハの恋愛予想」とオリジナルドラマが収録されたCDです。
まあこの曲はWHITE-LIPS VOCAL COLLECTION 2に収録されていて、
そのため音源を持っているため必要なかったんで、実質ドラマCDのために買ったようなものですね。
好きか嫌いか2択で言うなら?と聞かれて、とても大嫌いと答える人は間違いなくこのゲームが好きです。
このゲーム、低価格の2800円路線として、2008年に発売されたのです…が。
lightの前作といえば、通称「怒りの日」でおなじみのDies irae Also sprach Zarathustra.
盛大にやらかしてしまい、lightというメーカーが信用を失ったあとでした。
Dies irae自体は、昨年発売された完全版の評判もよく、名誉は回復したと
言ってもいいでしょうが、このゲームはその余波を受けたのか、あまり売り上げはよろしくなかったようです。
低価格帯ということもあり、ヒロインはジャケットにのってるキャラ「真柄 亜利美」さんのみ。
他には主人公「勾坂 一重」と、非攻略キャラ2人の4人しか物語には登場しないといっていいです。
原画はAKINOKO.さん。
元々はlightのCGスタッフのようで、原画を担当するのは同じくlightの「ルナそら」以来ですかね。
参考サイト→http://www.light.gr.jp/light/products/lunasora/index.htm
ルナそらは私の大好きな人型ロボットのお話なので、
機会があったらこちらも感想を述べてみたいと思います。
余談ですが、AKINOKO.さんは絵柄が安定しない方のようで、lightの新作は正直酷いと思いましたw
ライターは嘘屋佐々木酒人さん。嘘屋、と聞いてライアーソフトを思い浮かべるか
こちらかで廃人度がわかると思います。
分かる人にはわかると思いますが、この方が書いたシナリオは、ピロートークが異様に長いですw
それはもう1発でこの人だとわかるレベルで。
代表作は「逸脱」だと思いますが…まあ触れないでおこう。色々と凄いゲームなので。
また、低価格ならではというか、分かる人はすぐわかると思いますが、
BGMまわりは「Dear My Friend」の使い回しですw
参考サイト→http://www.light.gr.jp/light/products/dearmy/
プレイした人にとっては違和感が凄いかもしれませんが、こういう営業努力も重要だと思うので許してあげてねw
話の構造として、完全な単一ヒロイン制となってまして、
エンディングは亜利美が突然転校してしまうバッドエンド1つを除いて、
すべてのEDで結ばれています。変わるのは主人公と亜利美の立場くらいかな?
話は、初対面のハズなのに、図書館でいきなり亜利美から悪しざまに扱われるところから始まります。
そんな扱いに恋をしてしまった主人公(とんだドMですね)が、アプローチし続けるも、
理由もわからず一方的に嫌われる。といった感じです。
その様子はジャケットを見ていただければなんとなく想像はつくかと。
中盤で嫌っていた理由が判明し、そこから話の焦点は主人公と亜利美の進路と家族に移ります。
基本的にEDは大団円となりますので、安心してプレイできるでしょう。
このゲームの特徴は、主人公と亜利美が理知的なことでしょう。
舞台は地域でも屈指の進学校で、2人はその中でもトップクラスということになっています。
大概こういうのは設定だけで、お前本当に頭いいんかよ?と言いたくなるような作品も多いですが、
この2人は本当に理屈っぽく、言い合いをする場合も常に理路整然と話を組み立て、
いかに相手を言い負かすかを競い合っている節があります。
タイトル「さかしき人にみるこころ」は、亜利美がひねった都々逸
「ご奉仕ロボの動力源はさかしきひとにみるこころ」から来ています。
ジャンル名:クールビューティーペダンティック恋愛ADV
の通り、クールビューティーな亜利美さんがペダンティックな振る舞いをするのを楽しむゲームです。
また、この亜利美さんは典型的なツンデレで、嫌っていた理由が判明した後のデレっぷりはかなりのものです。
とはいっても、理性的な人間なので、人前で引っ付いたりはしない。
これこそが真のツンデレだと思うんですが…。今はツンデレと言う言葉だけがひとり歩きしすぎです。
嫌っていた理由についてですが…主人公と亜利美の名前が原因です。
私は判明するまでわかりませんでしたが、ある分野に詳しい人(亜利美もそれです)にはわかるようです。
気になる方はプレイして下さい。非常に「らしい」理由です。
ただ、理知的なはずのカップルが、ラストで「今日は、亜利美を孕ませる。」
とかアホっぽい会話しちゃうのはどうなんだろ…w Hシーンもやたら長いです。
そういうライターだからしょうが無いと言ってしまえばそれまでですが。
で、このドラマCDですが、亜利美さん(CV.青山ゆかり)さんが罵ってくれます。
青山ゆかりさんといえば、ツンデレ。
AXLさんのゲームなんかは、新作のキャラ絵の一覧を見た瞬間に、誰が青山ゆかり担当かわかるレベル。
本当に癒されます。オススメ。
余談ですが、青山ゆかり最高のキャラは「キミの声がきこえる」の敷島 桜だと思います。
参考サイト→http://www.russel.co.jp/hp/adult/kiminokoegakikoeru/kiminokoegakikoeru.html
また、先に述べた2人のサブキャラですが、実はこのゲームのスピンオフとして、
それぞれがメインヒロインのゲームが出ています。
「どんちゃんがきゅ~」
「まじのコンプレックス」
どちらも2800円の単一ヒロインで、後に3本まとめた「神様のりんご」
が発売されているので、もともとこうする予定だったんでしょうね。
「さかここ」をやった後は、なんでまじの攻略できないんだよ!と思いましたし、
「どんちゃん」が発表されたときは、なんでどんちゃんだよ!まじのが先だろ!と思いましたので、
手のひらの上で踊ってしまいました。
何にせよ、気軽にできるプレイ時間で、面白いため、
おすすめできるゲームだと思います。
今からプレイするなら、「神様のりんご」を買うことをお勧めします。
おわり。
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カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ感想
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