理想の妹とは: ゆきうた感想
この間友人(朱にゃ)と話していたんですが、彼の理想の妹は天神乱漫の佐奈だそうで。
あいにく私はプレイしていないもので、
それに対して地味じゃね?とか言っていたのですが(知りもしないのに批判するのは本来厳禁です)
じゃあお前の理想の妹は?と聞かれて少し答えに詰まってしまったんですね。
理想のヒロインは?と聞かれたら間髪入れずに答えられるキャラがいるのですが、
これは考えたことありませんでした。
その後色々考えた結果、1つの答えにたどり着きました。
というわけで私の考える理想の妹について語ろうと思ったのですが、
せっかくなのでゲーム全体の感想についても。
Survive(実質Frontwing)さんから2003年12月19日に発売した「ゆきうた」です。
公式サイト→http://frontwing.jp/product/yukiuta/
原画はフミオさん、シナリオが藤崎竜太さん・ヤマグチノボルさんと、
あまりエロゲについて詳しくない人でも聞いたことのあるスタッフで構成されています。
ゲームとしてはごく普通の形式で、家庭の事情で義妹と2人で暮らしている主人公ですが、
転校生がやってくるところから物語は動き出す…といった、どこかで見たことのある概要です。
ヒロインは5人。
藤見 雪那(CV:翠花華) 10年前に主人公たちと知り合った転校生のお嬢様。
長谷川 菜乃(CV:桃井ももこ) 義理の妹。後述。
青嶋 摩尋(CV:日下千鶴) 主人公たちにのみ普通に接するクラスメイトで、ヤクザの娘。
今井 由紀(CV:乃田あす実) 盲目の女の子。
蓮田 弘美(CV:西田こむぎ) 新任の先生。
ストーリーの流れですが、序盤は色々な日常がギャグ多めで繰り広げられます。
しかし、個別ルートに入るとシリアス分強めになっていきます。
どのヒロインにもトゥルーエンドとバッドエンドがありますが、
話の傾向としてかなり重めで、いわゆる「鬱ゲー」にカテゴライズされるのではないのでしょうか。
バッドエンドというくらいですから、どのキャラも悲しい結末になるのは勿論ですが、
キャラによってはトゥルーエンドでも「これハッピーエンドか?」というようなエンドもあります。
雪那のバッドなんかはかなりキツイものがありますし、
由紀や弘美のトゥルーは、捉え方に寄ってはバッドよりもキツイ終わり方かも知れません。
本当の意味で皆が幸せになるエンドは菜乃と摩尋のトゥルーくらいですかね。
そんなゲームですが、8年前のゲームにしてはキレイなグラフィックなどもあり、
個人的にはかなり良いゲームだと思います。100点満点で85点くらいつけてもいい。
さて、理想の妹の話に戻しますが、この流れでお察しのとおり、
長谷川 菜乃が理想の妹に限りなく近いのではないかと個人的に思います。
公式のキャラ説明→「主人公の義理の妹で、本人はその事を小さい頃から気にしているが、
主人公は普通に接している。ハタから見ると異常な程、お兄ちゃん大好きっ娘に見えるが、
それは「お兄ちゃんが離れて行ってしまうのでは…」と常に不安がっている心の表れでもある。
何もない所で転べる天才的なドジっ娘能力の持ち主で、主人公曰く、史上最大に使えない妹。」
とのことですが、一度プレイしてみれば分かります。こういうタイプの妹はなかなかいません。
一般的に王道の妹というものは「兄さんはダメですね」みたいな感じのセリフをいいつつ
甲斐甲斐しく家事をするよく出来た妹、みたいな感じだと思いますが、
この記事でやたらポコ・ア・ポコの妹を推したり、この記事で鈴凛について語ったように、
個人的にそれではダメなんですね。
「兄」と「妹」であるかぎり、妹は兄に頼り甘えなければならないのですね。
ただ兄に対し無償の愛を振りまくだけの完璧な妹はダメ。その点で菜乃は完璧です。
生活の多くを兄に依存し、そして何よりもバカ。
物語序盤での、菜乃と主人公の絡みはとても秀逸です。
シナリオの藤崎竜太さんのなせる技でしょうか。
それに加えてその声もまた秀逸。
桃井ももこという名義はこれでしか見ないも同然ですが、
一般的には伊東みやこという名義で活動してらっしゃる方です。
要するに…あのキョロちゃんの声優さんなんですね。
どんなだよ…と思うかも知れませんが、これが完全にハマリ役。
他の誰にも似つかない声で、数々の菜乃のバカな発言を
完璧な言い回しで喋ってくれます。
初Hのシーンで
菜乃「カモンブラザー!」
秋臣「オーケー、リトルシスター」
なんて言われた日にはポカーンですよ。
そこらの量産型の妹には出せない独特の良さが菜乃にはあるんですね。
どこをとっても秀逸なゲームだと思いますが、
総合的に評価する場合完全に菜乃ありきになってしまう
圧倒的魅力をもった妹だと思います。とまあ理想の妹というものについて軽く語ってみましたが、こんなものでいいのでしょうか?
せっかくなのでゲーム全体の感想についても。
Survive(実質Frontwing)さんから2003年12月19日に発売した「ゆきうた」です。
公式サイト→http://frontwing.jp/product/yukiuta/
原画はフミオさん、シナリオが藤崎竜太さん・ヤマグチノボルさんと、
あまりエロゲについて詳しくない人でも聞いたことのあるスタッフで構成されています。
ゲームとしてはごく普通の形式で、家庭の事情で義妹と2人で暮らしている主人公ですが、
転校生がやってくるところから物語は動き出す…といった、どこかで見たことのある概要です。
ヒロインは5人。
藤見 雪那(CV:翠花華) 10年前に主人公たちと知り合った転校生のお嬢様。
長谷川 菜乃(CV:桃井ももこ) 義理の妹。後述。
青嶋 摩尋(CV:日下千鶴) 主人公たちにのみ普通に接するクラスメイトで、ヤクザの娘。
今井 由紀(CV:乃田あす実) 盲目の女の子。
蓮田 弘美(CV:西田こむぎ) 新任の先生。
ストーリーの流れですが、序盤は色々な日常がギャグ多めで繰り広げられます。
しかし、個別ルートに入るとシリアス分強めになっていきます。
どのヒロインにもトゥルーエンドとバッドエンドがありますが、
話の傾向としてかなり重めで、いわゆる「鬱ゲー」にカテゴライズされるのではないのでしょうか。
バッドエンドというくらいですから、どのキャラも悲しい結末になるのは勿論ですが、
キャラによってはトゥルーエンドでも「これハッピーエンドか?」というようなエンドもあります。
雪那のバッドなんかはかなりキツイものがありますし、
由紀や弘美のトゥルーは、捉え方に寄ってはバッドよりもキツイ終わり方かも知れません。
本当の意味で皆が幸せになるエンドは菜乃と摩尋のトゥルーくらいですかね。
そんなゲームですが、8年前のゲームにしてはキレイなグラフィックなどもあり、
個人的にはかなり良いゲームだと思います。100点満点で85点くらいつけてもいい。
さて、理想の妹の話に戻しますが、この流れでお察しのとおり、
長谷川 菜乃が理想の妹に限りなく近いのではないかと個人的に思います。
公式のキャラ説明→「主人公の義理の妹で、本人はその事を小さい頃から気にしているが、
主人公は普通に接している。ハタから見ると異常な程、お兄ちゃん大好きっ娘に見えるが、
それは「お兄ちゃんが離れて行ってしまうのでは…」と常に不安がっている心の表れでもある。
何もない所で転べる天才的なドジっ娘能力の持ち主で、主人公曰く、史上最大に使えない妹。」
とのことですが、一度プレイしてみれば分かります。こういうタイプの妹はなかなかいません。
一般的に王道の妹というものは「兄さんはダメですね」みたいな感じのセリフをいいつつ
甲斐甲斐しく家事をするよく出来た妹、みたいな感じだと思いますが、
この記事でやたらポコ・ア・ポコの妹を推したり、この記事で鈴凛について語ったように、
個人的にそれではダメなんですね。
「兄」と「妹」であるかぎり、妹は兄に頼り甘えなければならないのですね。
ただ兄に対し無償の愛を振りまくだけの完璧な妹はダメ。その点で菜乃は完璧です。
生活の多くを兄に依存し、そして何よりもバカ。
物語序盤での、菜乃と主人公の絡みはとても秀逸です。
シナリオの藤崎竜太さんのなせる技でしょうか。
それに加えてその声もまた秀逸。
桃井ももこという名義はこれでしか見ないも同然ですが、
一般的には伊東みやこという名義で活動してらっしゃる方です。
要するに…あのキョロちゃんの声優さんなんですね。
どんなだよ…と思うかも知れませんが、これが完全にハマリ役。
他の誰にも似つかない声で、数々の菜乃のバカな発言を
完璧な言い回しで喋ってくれます。
初Hのシーンで
菜乃「カモンブラザー!」
秋臣「オーケー、リトルシスター」
なんて言われた日にはポカーンですよ。
そこらの量産型の妹には出せない独特の良さが菜乃にはあるんですね。
どこをとっても秀逸なゲームだと思いますが、
総合的に評価する場合完全に菜乃ありきになってしまう
圧倒的魅力をもった妹だと思います。とまあ理想の妹というものについて軽く語ってみましたが、こんなものでいいのでしょうか?
- 関連記事
-
- Ever17感想① (2012/02/27)
- ランス・クエスト感想 (2011/12/07)
- 理想の妹とは: ゆきうた感想 (2011/11/24)
- ランス・クエストクリア? (2011/10/27)
- 旅の収穫②:(感想)さかしき人にみるこころ (2011/09/19)
カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ感想
テーマ : ゲーム・アニメ・漫画
ジャンル : アダルト
コメントの投稿
コメント:一覧
この記事にトラックバック:
トラックバック:一覧