掃除中のこと
以前、抱き枕はその大きさゆえ、来客の際困ることがあるかもしれない、と言いましたが、意外に早く、困るような来客がありました。
年始のことですが、その来客があると知ったのが、その二日後。
これは通販で抱き枕用の圧縮袋を注文しても間に合うかは微妙だな…というラインでした。
そこで近所のニトリに出向いて普通の布団用の圧縮袋を眺めていました。
「えーと…130×110だと…対角線の長さが…(←スマホで計算機使ってる)」
「約170cm!いけるやん!」
ということで、500円くらいで二袋入りの圧縮袋を買ってきました。
このとき、あと30秒ほど深く考えていたら…。
実際に圧縮した様子がこちら↓
はい。見ての通り織りたんでいます。
そうです。確かに対角線は170cm取れるのですが、抱きまくらは160×50cmなんです。
対角線だけではなく、160cmの長さを50cm取れる必要があったんです。
買ってきて、実際に入れてみてようやく気づきました。「ああ…バカだな…」と。
まあ何はともあれ、今更なのでこのまましまって対処しました。
趣味をひけらかすわけにはいかない来客ってのは本当に神経使いますね。
さて、それに伴い本棚の整理なんかもしていたんですが、
みなさんも掃除をしている最中にマンガに読みふけり、いつの間にやら時間が吸い取られている、
という経験があるかと思います。
この時の私もまさにそれで、本棚の奥の方にあってしばらく読んでいなかったマンガなんかを読んでいると、
ちょうど圧縮袋に関するシーンのあるマンガを見つけてしまいました。
大体、圧縮袋によるプレイといったら、99%の人が「涼宮ハルヒの圧縮」を思い浮かべるんじゃないでしょうか。
私は現物見たことなんでなんとも言えないですが、圧縮袋で実際に人間を圧縮しちゃうアレです。
キチガイじみたプレイもあるもんだな…世の中は広いな、と思ってたら、手元にあった
でも同じプレイやってました。嗜虐的にしか人を愛することのできない上司に振り回される
OLの主人公を描いた話なんですが、別にエロ漫画ってわけでもないのに、
わずか1巻の中によく様々なプレイを詰め込んだもんだな、って感じの内容になってます。
面白いかって言われると…まあ…どうだろ。
なんで持ってるマンガの内容把握してねーんだよ、って思われるかもしれませんが、
作者であるきづきあきら+サトウナンキのコンビを私妙に気に入っておりまして。
このコンビ、夫婦で作画とシナリオを分けて担当してマンガを描いているんですが、
こんな話ばっか作って夫婦で気まずくならないのかよ、ってくらい
妙な趣向を入れた恋愛ものばかりを描いています。
お二人は多作ではあるのですが、掲載がマイナー誌ばかりで、
1巻限りから長く続いても3~4巻程度のマンガばかりを量産しています。
そのためこれまでどんなマンガを刊行したか把握しきれてなくて、
書店で著作を見つけたら買う、ってことを繰り返していたら、
内容をよく把握してないマンガが数冊本棚に眠る羽目になってしまいました。
唯一そこそこの長期連載となった「うそつきパラドクス」は、今度映画化されるらしいです。
あんまりオススメはしないけど
このコンビの作品の特徴として、結末の後味の悪さが挙げられます。
おそらく2人のマンガの中で一番有名なシーンはこれ。
メイド諸君!3巻のシーンですね。1回は見たことある人もいるんじゃないでしょうか。
この漫画、メイド喫茶で働くヒロインたちと、そこに通う客達を描いた話なのですが、
これがもうビックリするくらいドロドロした話で、読んでる方がモヤモヤした気分になってきます。
上の画像のシーンのあといろいろあって、最終的にこの2人は結ばれるのですが、
その2人の関係について言及する、最終話のセリフがまたなんとも…。
店のオーナー(2人の恋敵)「良かったな ヨリが戻ったんだって? 頑張ったじゃないか」
「え?俺?俺はまあ 少し待つだけだから気にしなくていいよ」
「だって君たち 絶対長続きしないからね」
…まあ、私もそう思います。少なくともこれ、ハッピーエンドじゃないよね。
最近でこそナリを潜めてる感がありますが、
「メイド諸君!」や「ヨイコノミライ」などの、初期の作品は、
変態的な発想に基づくかっ飛んだ構成だけでなく、
登場人物総キチガイ&後味の悪い結末が売りで、なんとも言えない魅力を醸し出してました。
ヨイコノミライ最終話の後味の悪さは凄まじいモノがあります。
そんな中で最高傑作だと個人的に思っているのは、
IKKIで連載していた、「セックスなんか興味ない」の4巻。
なぜ巻数指定かといいますと、この「セックスなんか興味ない」は
ほぼ1話完結の読み切りを毎号載せるタイプの連載で、
巻ごとの繋がりが一切ないマンガなわけです。
中でもこの4巻のみ、1話完結ではない、1冊通した続き物の話になっているのですが、
この話を個人的にいたく気に入っております。
今このコンビが連載しているのは、
「バター猫のパラドクス」
「きょうから四姉妹」
「さよならハルメギド」
の3つですかね?相変わらず多作ですね。
猫パラはうそパラの焼き直しに近いし、個人的には微妙ですが、
残りの2つはまた中々頭おかしい話になりそうで期待しています。
…などと、余計なマンガを掃除中に見つけてしまい、いろいろと考えてしまったために、
慌ただしくなってしまうのは人類の常だと思いました。
これは通販で抱き枕用の圧縮袋を注文しても間に合うかは微妙だな…というラインでした。
そこで近所のニトリに出向いて普通の布団用の圧縮袋を眺めていました。
「えーと…130×110だと…対角線の長さが…(←スマホで計算機使ってる)」
「約170cm!いけるやん!」
ということで、500円くらいで二袋入りの圧縮袋を買ってきました。
このとき、あと30秒ほど深く考えていたら…。
実際に圧縮した様子がこちら↓
はい。見ての通り織りたんでいます。
そうです。確かに対角線は170cm取れるのですが、抱きまくらは160×50cmなんです。
対角線だけではなく、160cmの長さを50cm取れる必要があったんです。
買ってきて、実際に入れてみてようやく気づきました。「ああ…バカだな…」と。
まあ何はともあれ、今更なのでこのまましまって対処しました。
趣味をひけらかすわけにはいかない来客ってのは本当に神経使いますね。
さて、それに伴い本棚の整理なんかもしていたんですが、
みなさんも掃除をしている最中にマンガに読みふけり、いつの間にやら時間が吸い取られている、
という経験があるかと思います。
この時の私もまさにそれで、本棚の奥の方にあってしばらく読んでいなかったマンガなんかを読んでいると、
ちょうど圧縮袋に関するシーンのあるマンガを見つけてしまいました。
大体、圧縮袋によるプレイといったら、99%の人が「涼宮ハルヒの圧縮」を思い浮かべるんじゃないでしょうか。
私は現物見たことなんでなんとも言えないですが、圧縮袋で実際に人間を圧縮しちゃうアレです。
キチガイじみたプレイもあるもんだな…世の中は広いな、と思ってたら、手元にあった
コバちゃん開発日誌 (バーズコミックス) (2013/03/23) サトウ ナンキ 商品詳細を見る |
でも同じプレイやってました。嗜虐的にしか人を愛することのできない上司に振り回される
OLの主人公を描いた話なんですが、別にエロ漫画ってわけでもないのに、
わずか1巻の中によく様々なプレイを詰め込んだもんだな、って感じの内容になってます。
面白いかって言われると…まあ…どうだろ。
なんで持ってるマンガの内容把握してねーんだよ、って思われるかもしれませんが、
作者であるきづきあきら+サトウナンキのコンビを私妙に気に入っておりまして。
このコンビ、夫婦で作画とシナリオを分けて担当してマンガを描いているんですが、
こんな話ばっか作って夫婦で気まずくならないのかよ、ってくらい
妙な趣向を入れた恋愛ものばかりを描いています。
お二人は多作ではあるのですが、掲載がマイナー誌ばかりで、
1巻限りから長く続いても3~4巻程度のマンガばかりを量産しています。
そのためこれまでどんなマンガを刊行したか把握しきれてなくて、
書店で著作を見つけたら買う、ってことを繰り返していたら、
内容をよく把握してないマンガが数冊本棚に眠る羽目になってしまいました。
唯一そこそこの長期連載となった「うそつきパラドクス」は、今度映画化されるらしいです。
このコンビの作品の特徴として、結末の後味の悪さが挙げられます。
おそらく2人のマンガの中で一番有名なシーンはこれ。
メイド諸君! (1) (ガムコミックスプラス) (2006/10/25) きづき あきら、サトウ ナンキ 他 商品詳細を見る |
メイド諸君!3巻のシーンですね。1回は見たことある人もいるんじゃないでしょうか。
この漫画、メイド喫茶で働くヒロインたちと、そこに通う客達を描いた話なのですが、
これがもうビックリするくらいドロドロした話で、読んでる方がモヤモヤした気分になってきます。
上の画像のシーンのあといろいろあって、最終的にこの2人は結ばれるのですが、
その2人の関係について言及する、最終話のセリフがまたなんとも…。
店のオーナー(2人の恋敵)「良かったな ヨリが戻ったんだって? 頑張ったじゃないか」
「え?俺?俺はまあ 少し待つだけだから気にしなくていいよ」
「だって君たち 絶対長続きしないからね」
…まあ、私もそう思います。少なくともこれ、ハッピーエンドじゃないよね。
最近でこそナリを潜めてる感がありますが、
ヨイコノミライ完全版 1 (IKKI COMICS) (2006/07/28) きづき あきら 商品詳細を見る |
「メイド諸君!」や「ヨイコノミライ」などの、初期の作品は、
変態的な発想に基づくかっ飛んだ構成だけでなく、
登場人物総キチガイ&後味の悪い結末が売りで、なんとも言えない魅力を醸し出してました。
ヨイコノミライ最終話の後味の悪さは凄まじいモノがあります。
そんな中で最高傑作だと個人的に思っているのは、
IKKIで連載していた、「セックスなんか興味ない」の4巻。
セックスなんか興味ない 4 (IKKI COMIX) (2012/06/29) きづき あきら、サトウ ナンキ 他 商品詳細を見る |
なぜ巻数指定かといいますと、この「セックスなんか興味ない」は
ほぼ1話完結の読み切りを毎号載せるタイプの連載で、
巻ごとの繋がりが一切ないマンガなわけです。
中でもこの4巻のみ、1話完結ではない、1冊通した続き物の話になっているのですが、
この話を個人的にいたく気に入っております。
今このコンビが連載しているのは、
「バター猫のパラドクス」
「きょうから四姉妹」
「さよならハルメギド」
の3つですかね?相変わらず多作ですね。
猫パラはうそパラの焼き直しに近いし、個人的には微妙ですが、
残りの2つはまた中々頭おかしい話になりそうで期待しています。
…などと、余計なマンガを掃除中に見つけてしまい、いろいろと考えてしまったために、
慌ただしくなってしまうのは人類の常だと思いました。
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カテゴリ : うぐいすパン:雑記
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