2011年を振り返って
2011年に読んだラノベを振り返って俺的ランキングでもつくってみようかと思ったわけです。はっきり言って
しかも順番を付けられない(ジャンルがありすぎて比較できない)ので、特に気に入ったのを何冊か。
レーベルごとに書いていけばわかりやすいんじゃね?
てことでイッてみよー
<電撃文庫>
灼眼のシャナXXⅡ
電撃文庫の看板タイトル「灼眼のシャナ」の完結巻。
この作品は僕がラノベを読み始めたころからの付き合いでした。
僕がこの作品で何よりも気に入っているのは悠二が「仮面舞踏会」の盟主(代行)になったことですね。
この主人公サイドの人物が敵サイドのトップになる…なかなか珍しい展開ではないでしょうか?
彼の「シャナの道具としての運命を変える」という目的のために戦う姿にはかなり惹かれるものがありました。
悠二が「祭礼の蛇」となってから二転三転と物語が転がりましたが、最後は大団円を迎えました。
ただ、この巻だけのことではありませんがフェコルーの散り様など、強大な敵のやられ方にはちょっと拍子抜けする
ことが多かったような気がします。
雨の日のアイリス
例のごとく表紙買いした1冊です。
物語の内容としては
主人をなくし、廃棄されたロボットの少女の廃棄先での出逢いと死んでしまった主人との物語
といったところでしょうか。
僕が読むラノベには珍しい、全体的に悲しい雰囲気の物語です。
物語終盤はしっかりと涙腺を盛り上げてきますが、人によっては「ありがち」と切って捨ててしまうかも。
電撃文庫自体は僕の好きなタイトルが結構あるのですが、タイトルとして好きでも特に記憶に残る巻はあまりなかったかも
<スニーカー文庫>
問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?
2巻です。1巻も2011年発売ですが、2巻のほうが面白いのでこっちを。3巻も2011年発売ですが、あれは4巻へのつなぎなので
バトル要素あり、謎解き要素あり、と大変お得となっております。
特に気に入っているのは伝承や童話、歴史上の史実をうまく使って物語を構成している点。
物語中から自分の知識を使ってある程度の予測を立てながら読み進めることができ、読む楽しさと考える楽しさを
味わうことが出来ました。
バトル展開でも約一名オレツエー状態の人がいて、読んでいてスカっとします。
2011年開始タイトルの中でもオススメ。
スニーカー文庫自体読んでいる作品が少ないのでこのくらいしか…大本命の「驚愕」まだ読んでないしww
<ガガガ文庫>
とある飛空士への恋歌5
「とある飛空士への恋歌」シリーズ最終巻。恋と空戦の物語。
この巻では空戦は描かれておりませんが、空戦なしでも十分に面白い。
前巻までのように友人知人が死んでいくような話しではなく、空族との交渉の席における代表者同士の戦い、
愛する人を空族に差し出すことになった主人公カルエルの心の葛藤がメインになっています。
カルエルを叱咤するアリエルが健気で泣けてきます。
一番盛り上がるのはやはり、物語最後のカルエルの演説の場面でしょう。ぜひご一読あれ。
とある飛空士への夜想曲 上・下
「君は僕の憧れなんだ。」
こちらは「とある飛空士への追憶」と舞台を同じとした外伝的なものです。
「追憶」の主人公、狩野シャルルと一騎打ちを演じた千々石武夫が主人公となります。
上巻は千々石の幼少時の話がメインとなり、下巻はシャルルと出会ってから中央海戦争の終わりまでを描いています。
他の二作品同様、恋と空戦の物語です。
千々石武夫と水守美空の恋の話ではありますが、「追憶」では詳細に語られなかった中央海戦争の顛末が描かれており、
僕としてはコチラがメインでした。
また、「恋歌」で描かれた、シャルルの飛行機に付けられた海猫のエンブレムに関する話もあり、3つの作品がつながっている
ことを強く感じることができます。
とある飛空士シリーズにもれず、悲恋の物語ではありますが、近年稀に見る名作だと思います。
<HJ文庫>
六畳間の侵略者!? 7.5・8.5
HJ文庫より「六畳間の侵略者!?」です。
この2つは2冊で完結する一つの物語、ということでまとめさせて頂きました。
作中で登場する「青騎士物語」の元となった、青騎士とアライア姫のお話です。
本筋とは時系列がずれているため、このようなナンバリングになったのでしょうか。
主人公は本筋と変わらず孝太郎ですが…(青騎士=孝太郎)
この2冊は特にファンタジー色が強くなっています。まぁ書きたいこともいろいろありますが、
とにかくアライア姫が可愛い!!(サムネ右の銀髪の娘)
孝太郎とのやり取りなどもう悶絶しまくりだった僕です。
そのぶん、物語の結末ではそうなるとわかっていても胸を締め付けられる思いでした。
この2冊だけで完結するとはいえ、既刊分を読んでいなければ苦しい部分も多いので、1~7巻を読んでから
手を出す方がいいと思います。
<富士見ファンタジア文庫><スーパーダッシュ文庫>
<ファミ通文庫><GA文庫>
特筆するべきものは特に無かったかな。いや、好きなタイトルはかなりありますよ!
ただ、「このタイトルのこの巻は良かった!」と思うのが特に無かったというだけで…
とまぁ2011年特に良かったと思ったラノベはこんなとこですかね。
オススメしたいタイトルは数多くありますが…眠いのでこの辺で。
なんかコレオススメだよってのがあったら教えてくださると嬉しいです。
では( ´Д`)ノ~バイバイ
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カテゴリ : 朱にゃ:ラノベ
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