1月のまとめ(2)
長くなったので分割。しなくてもよかったかもな…
・B.A.D.7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない
僕の好きなタイトル上位に食い込む「B.A.D.」シリーズ最新刊。この作品はもっと有名になってもいいと思う。
基本は「異能」に関する事件に関わっていくお話。
登場人物がほぼ全員良い感じに狂ってたりズレてたりするのがこの作品の魅力の一つ。
今巻から新章突入…らしい。正直「狐編」終わるときにこのまま作品自体が終わってしまうのではないかと不安にだった。
「狐編」自体は5巻で完結し、6巻のインターバルを置いて新章突入ということになる…のかな?6巻まで含めて「狐編」だといわれればそれはそれで納得。
7巻は「主人の命令を聞く『人形』にされた少女」と「自分そのものの『人形』を作らせた男」の話。
今回初登場の新キャラがどちらにも関わっていて、こいつがまた一癖も二癖もある良い感じに狂った娘でして…。
ご察しの通り、このキャラの「異能」が「人形を作る」というものです。
ああ、狂気を帯びた娘のなんと魅力的なことか…今後の展開に目が離せません。
「神」に遭遇した時の繭さんとあさとの反応は必見。繭さんかわいいよ繭さん…(*´Д`)ハァハァ
「………誕生、再生、そして増殖へ」
この作品はすべての巻で最低一人は死んでるのでそういうのが苦手な方はご注意。(ひどいグロ表現とかはありません)(多分)
・ひきこもりの彼女は神なのです。4
主人公は人間と天使のハーフ!(♂)
神様とか悪魔とかもろもろが人間と共生する中で起こる事件を解決していくお話。
メインヒロインは神様!銀髪!オッドアイ!丁寧語!引きこもニート!と、僕の好きな属性をこれでもか!と詰め込んでありマス(`・ω・´)ゞ
今までは人間を見下してる感じの神様とか魔術師とか吸血鬼とかが相手でしたが、今回は人間が大好きな神様のお話。
人間のことが大好きで、共生を望んでいて、でも人間の価値観が理解できていないせいで人間にとって許せないことをしてしまいそうになる、そんな神様のお話です。
この神様が、中身は人間そのものの主人公に対して言葉をぶつけるシーンはこの巻で一番のお気に入りです。
内容をサラっと書きましたが、話自体は二転三転し、最後まで楽しみながら一気に読みきれる一冊でした。
最後におまけとして
・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
GOSICKの著者、桜庭一樹さんの短編小説です。
著書一覧で見かけて以降、タイトルを気に入り、いつかは読んでみたいと思っていた作品です。
あらすじにも述べられているため、ここで書いてしまいますが、転校生・海野藻屑の転校から死までのお話です。
初めに結末が述べられており、転校生の登場から結末に至るまでが描かれる、という構成になっています。
藻屑の死が最初期から分かっているので、先に進みたいという気持ちと、終わりに近づきたくないという気持ちの両方を抱かされる不思議な作品でした。
読み終わったあと、なんとも言えない気持ちになり、その日はそのまま寝てしまいました。
自分の感想を述べるよりは、他人の感想を聞いてみたくなる作品。
興味が有る方は、ぜひ、読んでみて感想を聞かせてもらえたらな、と思います。
最後に一つ、作中からの引用で問題を。(詳細は違っていますがだいたいこんな感じです)
あるところに一組の夫婦と一人のこどもがいた。
ある日、夫は事故で死んでしまった。
妻は夫の葬式を開き、そこで夫の会社の同僚といい雰囲気になった。
その後しばらくして妻はこどもを殺してしまった。
なぜ、妻はこどもを殺したのか。
これが分かってしまったあなたは…
僕の好きなタイトル上位に食い込む「B.A.D.」シリーズ最新刊。この作品はもっと有名になってもいいと思う。
基本は「異能」に関する事件に関わっていくお話。
登場人物がほぼ全員良い感じに狂ってたりズレてたりするのがこの作品の魅力の一つ。
今巻から新章突入…らしい。正直「狐編」終わるときにこのまま作品自体が終わってしまうのではないかと不安にだった。
「狐編」自体は5巻で完結し、6巻のインターバルを置いて新章突入ということになる…のかな?6巻まで含めて「狐編」だといわれればそれはそれで納得。
7巻は「主人の命令を聞く『人形』にされた少女」と「自分そのものの『人形』を作らせた男」の話。
今回初登場の新キャラがどちらにも関わっていて、こいつがまた一癖も二癖もある良い感じに狂った娘でして…。
ご察しの通り、このキャラの「異能」が「人形を作る」というものです。
ああ、狂気を帯びた娘のなんと魅力的なことか…今後の展開に目が離せません。
「神」に遭遇した時の繭さんとあさとの反応は必見。繭さんかわいいよ繭さん…(*´Д`)ハァハァ
「………誕生、再生、そして増殖へ」
この作品はすべての巻で最低一人は死んでるのでそういうのが苦手な方はご注意。(ひどいグロ表現とかはありません)(多分)
B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない (ファミ通文庫) (2012/01/30) 綾里けいし 商品詳細を見る |
・ひきこもりの彼女は神なのです。4
主人公は人間と天使のハーフ!(♂)
神様とか悪魔とかもろもろが人間と共生する中で起こる事件を解決していくお話。
メインヒロインは神様!銀髪!オッドアイ!丁寧語!引きこもニート!と、僕の好きな属性をこれでもか!と詰め込んでありマス(`・ω・´)ゞ
今までは人間を見下してる感じの神様とか魔術師とか吸血鬼とかが相手でしたが、今回は人間が大好きな神様のお話。
人間のことが大好きで、共生を望んでいて、でも人間の価値観が理解できていないせいで人間にとって許せないことをしてしまいそうになる、そんな神様のお話です。
この神様が、中身は人間そのものの主人公に対して言葉をぶつけるシーンはこの巻で一番のお気に入りです。
内容をサラっと書きましたが、話自体は二転三転し、最後まで楽しみながら一気に読みきれる一冊でした。
ひきこもりの彼女は神なのです。4 (HJ文庫) (2011/12/28) すえばしけん 商品詳細を見る |
最後におまけとして
・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
GOSICKの著者、桜庭一樹さんの短編小説です。
著書一覧で見かけて以降、タイトルを気に入り、いつかは読んでみたいと思っていた作品です。
あらすじにも述べられているため、ここで書いてしまいますが、転校生・海野藻屑の転校から死までのお話です。
初めに結末が述べられており、転校生の登場から結末に至るまでが描かれる、という構成になっています。
藻屑の死が最初期から分かっているので、先に進みたいという気持ちと、終わりに近づきたくないという気持ちの両方を抱かされる不思議な作品でした。
読み終わったあと、なんとも言えない気持ちになり、その日はそのまま寝てしまいました。
自分の感想を述べるよりは、他人の感想を聞いてみたくなる作品。
興味が有る方は、ぜひ、読んでみて感想を聞かせてもらえたらな、と思います。
最後に一つ、作中からの引用で問題を。(詳細は違っていますがだいたいこんな感じです)
あるところに一組の夫婦と一人のこどもがいた。
ある日、夫は事故で死んでしまった。
妻は夫の葬式を開き、そこで夫の会社の同僚といい雰囲気になった。
その後しばらくして妻はこどもを殺してしまった。
なぜ、妻はこどもを殺したのか。
これが分かってしまったあなたは…
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) (2009/02/25) 桜庭 一樹 商品詳細を見る |
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カテゴリ : 朱にゃ:ラノベ
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