「テレビの消えた日」感想
まあ有限実行ということで、あれから1本消化したので早速感想でも。今回プレイしたのは「テレビの消えた日」。
これくらいのペースでコンスタントに消化していきたいですね。
方向性としてはメジャーすぎないタイトルを。だってみんな知ってるゲームやってもねえ?
ケロQのサブブランド・プチケロQの第一作です。これ1本しか出してないけど。
http://www.keroq.co.jp/petitkeroq/
発売は2007年8月31日。原画は梱枝りこさんです。量産型SCA-自チームケロQの1人ですね。
面倒なので以下あらすじを公式より引用↓
――12年前。
太陽系に新たな彗星が加わった。
新しい彗星はそれまであったどの彗星よりも巨大であり、
彗星の持つ磁場は、
地球への最接近時に大規模な電波不通をもたらした。
通称
『テレビの消えた日』
地球から電波が失われた日、
主人公・美作慎吾(みまさか しんご)は家族を失った。
父の上司でもある穂坂健一によって、引き起こされた
電波障害を利用した事故によって……
事実を知った慎吾は、穂坂健一に復讐することを誓った。
12年後――
慎吾はひとりの新入学生と出会う。
重なり合う記憶が告げる真実。
彼女は穂坂健一の愛娘、
穂坂七海(ほさか ななみ)だった。
慎吾は、彼女をおとしめる事により、穂坂健一に復讐する事を決める。
愛する人間がボロボロになれば、
あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。
まあ要するに、電波障害により引き起こされた飛行機事故によって家族を失った主人公が、
その原因となった人物の娘を調教して復讐するって話です。
登場するヒロイン?ってか女の子は5人。
まずはメインヒロインの穂坂七海(CV:本山美奈)。
メインヒロインってか単一ヒロインみたいなもんですね。
幼馴染の若名真尋(CV:かわしまりの)。
毎朝起こしに来るテンプレ幼馴染としては、メガネっ娘は珍しいですね。
七海の友人の奥山菜穂(CV:金田まひる)。
典型的まひるちんキャラ。最初から声優ありきでシナリオ書いたんじゃねってレベル。
同じく七海の友人の仙川流琉(CV:野神奈々)。
そして主人公の幼馴染かつ真尋の姉の若名美尋。
公式にキャラ紹介もないし、立ち絵も存在しませんがまあ特にネタバレでもないので。
基本的なゲームスタイルとして、プロローグ→調教パート→終章という感じですね。
それぞれ完全に分離していて、調教にはお話らしきものは一切ありませんし、調教パート以外は
ただ話を読み進めるだけです。
前情報なしでプレイしたため、調教ものだと知りませんでした。
こんな感じで、18日間にわたって朝・昼・放課後と調教メニューを選択します。
基本的にレベルが上がるほどハードなものになっていきます。
調教はぬるいものばっかり選んでいたらなし崩し的に何も解決しないまま七海とくっつきますし、
やり過ぎると2人とも退学になってしまいます。
満遍なくすべてのメニューを実行すると、調教パートを抜けて終章に入ります。
この終章の選択肢で、七海END・七海BADEND・真尋END・奈穂END・流琉ENDにわかれます。
主人公が抱える謎というのは、七海ENDでしか明かされないためこれがトゥルーなのでしょうね。
さて、このゲーム、構造は↑で言ったとおりですが、本当に調教パートは調教するしかすることがないんですね。
プロローグが終わり調教が始まると、本当に物語は何も進まなくなります。
そして終章の選択肢で分岐するわけですが、物語の掘り下げが少なすぎて分岐が非常に唐突に感じます。
つい10分前まで~~が好きなんじゃなかったの?と言いたくなる状況が多々。
幼馴染の真尋はともかく、それまでほとんど姿を現さなかった
奈穂や流琉に対してまで「そうか…俺は◯◯が好きなんだな…」とか言い出すのでちょっとなあ、と。
そういうわけで、七海END以外は取ってつけた感しか感じませんでした。何も解決してませんしね。
七海ENDでは物語の謎が明かされるわけですが…それまで伏線らしきものはほとんどありません。
七海が(ピー)なのはそれまで流れからなんとなく把握できますが、意外といきなり
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
な説明が始まります。
とまあ色々悪くいったわけですが、このゲームの評価すべきところは七海BADEND。
それまでそんな兆候は全然なかったのに、このルートに入ると唐突に七海が病んじゃいます。
どうも巷で「バリ3END」と呼ばれているらしいですが、その理由は実際にプレイしてみてください。
で、このゲームですが、評価に困りますね。
部分部分に面白いと言えなくもないところはあるのですが、全体として構成が稚拙なため、
とても良作とは言えません。
また梱枝りこさんはこういうゲームに向いてなかったかも知れません。
調教もの独特のエロスというのが表現できてませんでしたね。
まあかなりライトな感じなので、調教ものをあまりプレイしたことのない方にはいいかもしれません。
個人的評価で45/100くらいかなあ・・・と。
この数値はなにか定量的な基準を設けているわけでもないのであまり気にしないように。
プレイする前はケロQということで終ノ空やモエかんみたいな
読ませるゲームなのかな?と思っていましたが意外な方向性で驚きました。
さて次はなにしようかなあ。希望のゲームがあったらコメントしてくれれば書きますよ?
http://www.keroq.co.jp/petitkeroq/
発売は2007年8月31日。原画は梱枝りこさんです。
面倒なので以下あらすじを公式より引用↓
――12年前。
太陽系に新たな彗星が加わった。
新しい彗星はそれまであったどの彗星よりも巨大であり、
彗星の持つ磁場は、
地球への最接近時に大規模な電波不通をもたらした。
通称
『テレビの消えた日』
地球から電波が失われた日、
主人公・美作慎吾(みまさか しんご)は家族を失った。
父の上司でもある穂坂健一によって、引き起こされた
電波障害を利用した事故によって……
事実を知った慎吾は、穂坂健一に復讐することを誓った。
12年後――
慎吾はひとりの新入学生と出会う。
重なり合う記憶が告げる真実。
彼女は穂坂健一の愛娘、
穂坂七海(ほさか ななみ)だった。
慎吾は、彼女をおとしめる事により、穂坂健一に復讐する事を決める。
愛する人間がボロボロになれば、
あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。
まあ要するに、電波障害により引き起こされた飛行機事故によって家族を失った主人公が、
その原因となった人物の娘を調教して復讐するって話です。
登場するヒロイン?ってか女の子は5人。
まずはメインヒロインの穂坂七海(CV:本山美奈)。
メインヒロインってか単一ヒロインみたいなもんですね。
幼馴染の若名真尋(CV:かわしまりの)。
毎朝起こしに来るテンプレ幼馴染としては、メガネっ娘は珍しいですね。
七海の友人の奥山菜穂(CV:金田まひる)。
典型的まひるちんキャラ。最初から声優ありきでシナリオ書いたんじゃねってレベル。
同じく七海の友人の仙川流琉(CV:野神奈々)。
そして主人公の幼馴染かつ真尋の姉の若名美尋。
公式にキャラ紹介もないし、立ち絵も存在しませんがまあ特にネタバレでもないので。
基本的なゲームスタイルとして、プロローグ→調教パート→終章という感じですね。
それぞれ完全に分離していて、調教にはお話らしきものは一切ありませんし、調教パート以外は
ただ話を読み進めるだけです。
前情報なしでプレイしたため、調教ものだと知りませんでした。
こんな感じで、18日間にわたって朝・昼・放課後と調教メニューを選択します。
基本的にレベルが上がるほどハードなものになっていきます。
調教はぬるいものばっかり選んでいたらなし崩し的に何も解決しないまま七海とくっつきますし、
やり過ぎると2人とも退学になってしまいます。
満遍なくすべてのメニューを実行すると、調教パートを抜けて終章に入ります。
この終章の選択肢で、七海END・七海BADEND・真尋END・奈穂END・流琉ENDにわかれます。
主人公が抱える謎というのは、七海ENDでしか明かされないためこれがトゥルーなのでしょうね。
さて、このゲーム、構造は↑で言ったとおりですが、本当に調教パートは調教するしかすることがないんですね。
プロローグが終わり調教が始まると、本当に物語は何も進まなくなります。
そして終章の選択肢で分岐するわけですが、物語の掘り下げが少なすぎて分岐が非常に唐突に感じます。
つい10分前まで~~が好きなんじゃなかったの?と言いたくなる状況が多々。
幼馴染の真尋はともかく、それまでほとんど姿を現さなかった
奈穂や流琉に対してまで「そうか…俺は◯◯が好きなんだな…」とか言い出すのでちょっとなあ、と。
そういうわけで、七海END以外は取ってつけた感しか感じませんでした。何も解決してませんしね。
七海ENDでは物語の謎が明かされるわけですが…それまで伏線らしきものはほとんどありません。
七海が(ピー)なのはそれまで流れからなんとなく把握できますが、意外といきなり
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
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な説明が始まります。
とまあ色々悪くいったわけですが、このゲームの評価すべきところは七海BADEND。
それまでそんな兆候は全然なかったのに、このルートに入ると唐突に七海が病んじゃいます。
どうも巷で「バリ3END」と呼ばれているらしいですが、その理由は実際にプレイしてみてください。
で、このゲームですが、評価に困りますね。
部分部分に面白いと言えなくもないところはあるのですが、全体として構成が稚拙なため、
とても良作とは言えません。
また梱枝りこさんはこういうゲームに向いてなかったかも知れません。
調教もの独特のエロスというのが表現できてませんでしたね。
まあかなりライトな感じなので、調教ものをあまりプレイしたことのない方にはいいかもしれません。
個人的評価で45/100くらいかなあ・・・と。
この数値はなにか定量的な基準を設けているわけでもないのであまり気にしないように。
プレイする前はケロQということで終ノ空やモエかんみたいな
読ませるゲームなのかな?と思っていましたが意外な方向性で驚きました。
さて次はなにしようかなあ。希望のゲームがあったらコメントしてくれれば書きますよ?
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カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ感想
テーマ : ゲーム・アニメ・漫画
ジャンル : アダルト
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