恋ではなく:プレイ記④
なんとびっくり2ヶ月ぶり。最近土日くらいしかエロゲやる時間とれてないんですよね…。
忙しいってのもあるんですが、大体サブ垢のメインクエのせい。
さて、3つのルートを終わらせると、
このようにグランドルートに入れるようになります。
まあよくあるパターンですね。
どうでもいいですが、このゲーム起動してこのメイン画面が表示される時、
登場する男キャラ4人のうち誰かが表題をベッタベタなジャパニーズイングリッシュで、
毎回「恋ではなく いっつのっとらーぶ、ばっとそーふぇあにあ。」とか喋ってくれます。
なぜ男キャラ…ってのもそうなんですが、こやs…樹冬陸さんを引いてしまったりしたら、思わず笑ってしまいます。
閑話休題。
このルートは、メインとなるルートと違って、ある程度映画撮影が進んだ段階から、
メインルートには一切登場しなかった「桐生 省吾」「堤 容子」の2人を加えて、
全く違った話の流れになります。
公式のキャラ紹介では、メイン格のように扱われていて、
実際メインルートでも少し触れられはするんですが、何時まで経っても姿を表さないんで
不思議に思っていましたが、ここまでメインルートとグランドルートで話を変えてくるとは思いませんでした。
とはいっても、結局は2人の主人公が中心となった話しなのは変わらないのですが、
メインルートとは異なり、立ち絵が存在する登場キャラすべての視点で物語を追う、
いわゆるザッピング形式になっています。分岐は一切なし。
それに伴い、全てのキャラに対して物語の結末が用意されており、
まあ簡単に言っちゃえば、全員が誰かしらの相手持ちになっちゃいます。
こういうところも批判の対象になるんかなあ…………w
というかむしろ、このルートにおいては、主人公2人の関係こそが表題の「恋ではなく」の意味する通り、
一番曖昧な形で終わっている感すらあります。
私から見えれば駆け落ち同然の恋愛以外の何者でもないとは思いますが…。
あと、梨枝さん&泰斗は流石におかしいと思うんだ。他はいいけどさ。
絡みが一切存在しない、全てに何らかの解答を用意した、それなりにまとまった中々珍しい話だったと思います。
最終的に全部終わらせた感想としましては、
扶ルート>グランドルート>先輩ルート>>>亮輔ルート
って感じかなあ、と。
やはり根本に幼なじみ3人の関係があると思うので、それが一番深く描写される扶ルートこそ。
グランドルートのまとまり方もいいんですが、やっぱメイン2人の関係が曖昧なのがちょっとね。
先輩ルートの見どころはラストの負け犬の挽歌。
亮輔ルートは…なんかちょっと違うんじゃないかなあ…と。
他の3つと比較して随分横道にそれますし、なんかキャラの動き方がおかしい気がしました。
このゲーム、あかべぇファンの方々達からはあまりいい評判ではないですが、
まあ納得はできます。あかべぇの向いてる方向とは違うから。
原画をぽよよんろっくやGユウスケあたりにして、今までの早狩氏の作品と同じくlightから出していれば、
もう少し評価されるタイプのゲームだったんじゃないかなあ…と感じます。
勿体無いゲームですね。私は結構好きです。
ただ、せっかくこういうコンセプトなんだから、寝取られくらいあっても良かったんじゃないかな(ゲス顔)
あと、内容とは直接関係ないですが、グランドルートのEDではriyaさんの曲と共に、
このゲームの題材の一つである8mmフィルムのような画質で、ロケハンで撮ってきたんであろう
舞台となる酒田市の風景を流すのは、中々お目にかかれない手法で好感を覚えました。
個人的には曲はメインとなるカヒーナさんのReflectionSだけで良かったんじゃないかと思いますが。
ラストのシーンでReflectionSをBGMに2人のやり取りをした後、
スタッフロールでriyaさんの曲が流れだすのは少々間が抜けるような…。
メインルートEDの佐藤ひろ美さんの曲も、グランドルートのriyaさんのも、イマイチ作風に合ってないというか…。
OPでフル使われるのって珍しいよね。
これは完全にどうでもいい話なんですが、
こないだ深夜にテレビを垂れ流しにしていたら、
日本海の離島における医療事情の難しさに関して特集していて、
ちょうどこのゲームをやっていたので「おっ、飛島か?」とか思ったら、
まさしく飛島で笑ってしまいました。
その番組では、冬場の荒れる日本海では、定期船も満足に運行できず、
厳しい生活の現状が切々と語られていました。
扶ルートでも、荒れる海のせいで1週間島に2人閉じ込めれられるという展開がありましたが、
やはりちゃんと下調べしてシナリオを書いてるんだな~と感心しました。
ただ、作中、映画撮影で赴いた飛島はあたたかい島でしたが、
テレビで語られたこういう側面を見るにつけ、
やっぱ2次元の理想と現実は違うわな~と当然の結論にたどり着くのでした。
おわり。
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