謎の遭遇:Triptych感想(後)
というわけで、前の記事の続き。Triptychの感想ですね。
近現代の西洋世界を基調とした世界観で、舞台は↓の島の中で完結しています。
主人公はケイという謎の人物をパートナーに探偵をしていて、
学園に存在する謎を解き明かすことを依頼され、学園に忍び込む…といったところから話は始まります。
登場するヒロイン、というか攻略対象は3人。
1人めは黒の少女マヤ。(CV:夏野こおり)
2人めは白の少女ミウ。(CV:みる)
3人めは赤の少女カレン。(CV:佐々留美子)
深海魚の顔、とか言われていたいわゆる「仁村暗黒期」のゲームですが、
一般受けする絵柄になった今もいいですが、この頃の特徴のある絵も悪くないと思うんですけどね。
これぞAlcotって感じがしますし。ワゴン常連だったけどな
マヤは一時期私がノートPCの壁紙にしていたので、見たことある人もいるかもしれませんね。
それに加え、それぞれのヒロインに2人ずつ、対応するサブキャラが存在します。
これらのヒロイン、同時に存在することはなく、ループもの…というよりはパラレルワールドになるのかな?
↑を見ての通り、ゲームスタートをするとヒロイン毎にわかれた章を選ぶ形となります。
最初はマヤの章固定。それをクリアすると、ミウの章ではその記憶を引き継いだまま、ミウは存在するけど
マヤが存在しないパラレルワールドに放り込まれます。ミウの章をクリアした後は、カレンの章でも同様。
カレンの章をクリアすると、セツナの章-Triptychが選択できるようになります。
この章で、主人公やパラレルワールド、ヒロインの謎などが語られるわけですが、
1周目はヒロインのセツナ死亡でBADEND固定。
そのままほとんど展開が同じの2周目となり、1周目の記憶を生かして
セツナを救うわけですが、正直この仕様はいらなかった。
そもそも、パラレルワールドが生まれたキッカケが1周目のセツナの死亡理由と同じわけですが、
物語開始前に同じことが起こってるのに、まーた同じ事を繰り返すんかい!と。
ストーリー終了直前になって、ほとんど同じ展開を2回見せられるため、ここはキツかったです。
このゲームの総括ですが、かつてのAlcotを象徴するような作風の作品でしたが、
やはり厳しい評価をせざるを得ませんね。
パラレルワールドかつ主人公が同じでそれぞれのヒロインを攻略する、というゲームはそれほどないと思いますが、
そのせいか物語に広がりがなくて、日常描写が少々退屈になってしまいましたね。
どうしても行動パターンが同じになってしまいますから。
また、それぞれの章でそれまでの記憶が残っているため、新しい章に突入すると、
前の章のヒロインを探し求めて行動するわけですが、なんだかんだあってその章のヒロインと
結ばれてしまいます。前の章のヒロインのことを思ったまま。
お前はノベルズ版の主人公かい!と。
(エロゲのノベル版は、都合上1つの話の流れでヒロイン全員とやっちゃうことが多いです。)
話の流れに組み込み辛いおまけのHシーンをApendixとして入れたのは評価しますがね。
企画というか、方向性としては面白かったのですが、それを組み立て、味付ける段階で
少々失敗して退屈な物語になってしまったのかなーという印象でした。
確固たる正ヒロインがいるにもかかわらず、それまでの前段階でそれ以外のヒロインにも
キッチリ意味付けをするという点では有効な手法だったと思います。
しかし、個人的な評価を下すと「佳作」の域には少々足りないかなーと。そんな感じでした。
どうでもいいことですが、ゲーム内OP「月と夢」のアレンジ「月と夢-fripSide arrange version-」は、
真理絵さんの曲の中では非常に好きな部類に入ります。
OPの「Triptych」は今現在JOYSOUNDにて配信決定していますし、(配信はまだ)
もうちょっと色んなエロゲソングがカラオケに入るといいな!
主人公はケイという謎の人物をパートナーに探偵をしていて、
学園に存在する謎を解き明かすことを依頼され、学園に忍び込む…といったところから話は始まります。
登場するヒロイン、というか攻略対象は3人。
1人めは黒の少女マヤ。(CV:夏野こおり)
2人めは白の少女ミウ。(CV:みる)
3人めは赤の少女カレン。(CV:佐々留美子)
深海魚の顔、とか言われていたいわゆる「仁村暗黒期」のゲームですが、
一般受けする絵柄になった今もいいですが、この頃の特徴のある絵も悪くないと思うんですけどね。
これぞAlcotって感じがしますし。
マヤは一時期私がノートPCの壁紙にしていたので、見たことある人もいるかもしれませんね。
それに加え、それぞれのヒロインに2人ずつ、対応するサブキャラが存在します。
これらのヒロイン、同時に存在することはなく、ループもの…というよりはパラレルワールドになるのかな?
↑を見ての通り、ゲームスタートをするとヒロイン毎にわかれた章を選ぶ形となります。
最初はマヤの章固定。それをクリアすると、ミウの章ではその記憶を引き継いだまま、ミウは存在するけど
マヤが存在しないパラレルワールドに放り込まれます。ミウの章をクリアした後は、カレンの章でも同様。
カレンの章をクリアすると、セツナの章-Triptychが選択できるようになります。
この章で、主人公やパラレルワールド、ヒロインの謎などが語られるわけですが、
1周目はヒロインのセツナ死亡でBADEND固定。
そのままほとんど展開が同じの2周目となり、1周目の記憶を生かして
セツナを救うわけですが、正直この仕様はいらなかった。
そもそも、パラレルワールドが生まれたキッカケが1周目のセツナの死亡理由と同じわけですが、
物語開始前に同じことが起こってるのに、まーた同じ事を繰り返すんかい!と。
ストーリー終了直前になって、ほとんど同じ展開を2回見せられるため、ここはキツかったです。
このゲームの総括ですが、かつてのAlcotを象徴するような作風の作品でしたが、
やはり厳しい評価をせざるを得ませんね。
パラレルワールドかつ主人公が同じでそれぞれのヒロインを攻略する、というゲームはそれほどないと思いますが、
そのせいか物語に広がりがなくて、日常描写が少々退屈になってしまいましたね。
どうしても行動パターンが同じになってしまいますから。
また、それぞれの章でそれまでの記憶が残っているため、新しい章に突入すると、
前の章のヒロインを探し求めて行動するわけですが、なんだかんだあってその章のヒロインと
結ばれてしまいます。前の章のヒロインのことを思ったまま。
お前はノベルズ版の主人公かい!と。
(エロゲのノベル版は、都合上1つの話の流れでヒロイン全員とやっちゃうことが多いです。)
話の流れに組み込み辛いおまけのHシーンをApendixとして入れたのは評価しますがね。
企画というか、方向性としては面白かったのですが、それを組み立て、味付ける段階で
少々失敗して退屈な物語になってしまったのかなーという印象でした。
確固たる正ヒロインがいるにもかかわらず、それまでの前段階でそれ以外のヒロインにも
キッチリ意味付けをするという点では有効な手法だったと思います。
しかし、個人的な評価を下すと「佳作」の域には少々足りないかなーと。そんな感じでした。
どうでもいいことですが、ゲーム内OP「月と夢」のアレンジ「月と夢-fripSide arrange version-」は、
真理絵さんの曲の中では非常に好きな部類に入ります。
OPの「Triptych」は今現在JOYSOUNDにて配信決定していますし、(配信はまだ)
もうちょっと色んなエロゲソングがカラオケに入るといいな!
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カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ感想
テーマ : ゲーム・アニメ・漫画
ジャンル : アダルト
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