黄昏のシンセミア プレイ記⑦
長々となっちゃったんでとりあえずまとめ。前回の続きから、個別ルートが全部終わったとこですね。
さて、メインヒロインのルートを終わらせるごとに、昔話のフラグメントが1つずつ追加され、
現在で昔話として語り継がれている、過去に村で起こった出来事が語られます。
まあこの昔話が大変暗い話なわけですが…。まあ詳しいことは割愛。
で、昔話を見終えると、グランドルート「シンセミア」に進めるようになります。
なるんですが…。
これがなんとさくやのトゥルーEDからの続き、1年後に村に戻ってきたところからです。
なるほど、さくやルートが中途半端なところで終わったのってこういうことね…。
さくやルートだけお祭り中止になっちゃったしね。
つまり、実のところこのゲームのメインヒロインとはさくやただ一人で、
銀子・翔子・いろははあくまでサブヒロイン、残りの3人はミソッカスといったところでしょうか。
もうほんといろはが噛ませ犬にしか思えなくなってきた。
各ヒロインのルートでは、それぞれの抱える問題を個々に解決していったため、
他のヒロインのルートになったとき「あれ?じゃああの問題は大丈夫なの?」となってしまうわけですが、
このルートではそれらをまとめて解決する方向になります。特に翔子の抱える問題ですね。
過去の謎などもすべて解き明かされ、まさしくグランドルートとなっております。
あーこういう表情イイッスネー
↓以下ネタバレ部分反転。プレイするつもりのある人は見ないでね!
まあ要するに不老不死を求める醜い人間の心と、
それに絶望した天女が全ての原因だった、ってことですね。
生々しい現実が美しくわかりやすい語り草に年月を経て変換されるというのは、
実際にも起こりうることなんでしょうね。
それにしたって、「地上に残してきた家族の様子を見に行こう!」→
不老不死の薬のことを知られて愛した夫は殺され、自分は両手両足切断されて50年穴蔵の中に閉じ込められたンゴ…。
なのはまあなんというか…生々しいグラフィックが用意されて無いのが救いでしょうか。
そりゃ人間に絶望して呪いも振りまくわ。
しかし死の直前に、愛した人にもう1度会いたいと願って、
それが翔子のかかえる問題につながるわけですが、
ラストのシーンで愛した人の生まれ変わりであるところの主人公を躊躇なく殺そうとするのはどういうわけでしょうか?
結果として、この物語は伝奇という風体を装っていますが、
その実「遺伝子情報を登録した持ち主の命令によって、微細な粒子から天女の羽衣形態まで、
あらゆる形に変化させることができて、細胞の活性化など様々な機能を持つオーパーツ」
を持った別次元の人間たちがこの世界に干渉することによって引き起こされた、
一種SFといってもいい物語でした。
主人公の一族が、先祖からみんな似た人となりになるのも、その羽衣の核を受け継いて、
遺伝子情報が書き換えられるから、ということです。
最終的に実の兄妹であることのモラル云々はなんか棚上げになった感じですが、
十分すぎるほど近親であることの葛藤は描かれていたので、そこは満足です。
良くも悪くも、さくやのための物語であった、ということですね。
ハッキリ言って、ゲームをやる上でさくやルートは最後に回すのが必須だと思います。
じゃないと話の流れが不連続になってしまうので…。
シンセミア、というのは大麻の一種のことらしいですが、
ここでいう麻薬とは不老不死の薬のことでしょうね。
しかし黄昏の、とは…。
翔子が黄昏時に人格を乗っ取られることはありましたが、それ以外に何か
黄昏って関係したっけ…。
さて、総評としましては、よくできたゲームだったな、と。
ただ、このゲームが悪いわけでは全くないのですが、
このゲーム2chベストエロゲ2010で年間2位を獲得しています。
そこまで万人に手放しで評価されるほどかと言われると、うーん…。となってしまいます。
2010年は不作だったのかなーと。
このゲーム自体はよくできていたとおもいますよ?2度言いますけどw
現在で昔話として語り継がれている、過去に村で起こった出来事が語られます。
まあこの昔話が大変暗い話なわけですが…。まあ詳しいことは割愛。
で、昔話を見終えると、グランドルート「シンセミア」に進めるようになります。
なるんですが…。
これがなんとさくやのトゥルーEDからの続き、1年後に村に戻ってきたところからです。
なるほど、さくやルートが中途半端なところで終わったのってこういうことね…。
さくやルートだけお祭り中止になっちゃったしね。
つまり、実のところこのゲームのメインヒロインとはさくやただ一人で、
銀子・翔子・いろははあくまでサブヒロイン、残りの3人はミソッカスといったところでしょうか。
もうほんといろはが噛ませ犬にしか思えなくなってきた。
各ヒロインのルートでは、それぞれの抱える問題を個々に解決していったため、
他のヒロインのルートになったとき「あれ?じゃああの問題は大丈夫なの?」となってしまうわけですが、
このルートではそれらをまとめて解決する方向になります。特に翔子の抱える問題ですね。
過去の謎などもすべて解き明かされ、まさしくグランドルートとなっております。
あーこういう表情イイッスネー
↓以下ネタバレ部分反転。プレイするつもりのある人は見ないでね!
まあ要するに不老不死を求める醜い人間の心と、
それに絶望した天女が全ての原因だった、ってことですね。
生々しい現実が美しくわかりやすい語り草に年月を経て変換されるというのは、
実際にも起こりうることなんでしょうね。
それにしたって、「地上に残してきた家族の様子を見に行こう!」→
不老不死の薬のことを知られて愛した夫は殺され、自分は両手両足切断されて50年穴蔵の中に閉じ込められたンゴ…。
なのはまあなんというか…生々しいグラフィックが用意されて無いのが救いでしょうか。
そりゃ人間に絶望して呪いも振りまくわ。
しかし死の直前に、愛した人にもう1度会いたいと願って、
それが翔子のかかえる問題につながるわけですが、
ラストのシーンで愛した人の生まれ変わりであるところの主人公を躊躇なく殺そうとするのはどういうわけでしょうか?
結果として、この物語は伝奇という風体を装っていますが、
その実「遺伝子情報を登録した持ち主の命令によって、微細な粒子から天女の羽衣形態まで、
あらゆる形に変化させることができて、細胞の活性化など様々な機能を持つオーパーツ」
を持った別次元の人間たちがこの世界に干渉することによって引き起こされた、
一種SFといってもいい物語でした。
主人公の一族が、先祖からみんな似た人となりになるのも、その羽衣の核を受け継いて、
遺伝子情報が書き換えられるから、ということです。
最終的に実の兄妹であることのモラル云々はなんか棚上げになった感じですが、
十分すぎるほど近親であることの葛藤は描かれていたので、そこは満足です。
良くも悪くも、さくやのための物語であった、ということですね。
ハッキリ言って、ゲームをやる上でさくやルートは最後に回すのが必須だと思います。
じゃないと話の流れが不連続になってしまうので…。
シンセミア、というのは大麻の一種のことらしいですが、
ここでいう麻薬とは不老不死の薬のことでしょうね。
しかし黄昏の、とは…。
翔子が黄昏時に人格を乗っ取られることはありましたが、それ以外に何か
黄昏って関係したっけ…。
さて、総評としましては、よくできたゲームだったな、と。
ただ、このゲームが悪いわけでは全くないのですが、
このゲーム2chベストエロゲ2010で年間2位を獲得しています。
そこまで万人に手放しで評価されるほどかと言われると、うーん…。となってしまいます。
2010年は不作だったのかなーと。
このゲーム自体はよくできていたとおもいますよ?2度言いますけどw
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カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ感想
テーマ : ゲーム・アニメ・漫画
ジャンル : アダルト
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