潮風の消える海に:感想③ 舞台訪問
前々回・前回の続き。そもそもなんでこんな記事を書こうと思ったか、という話ですが、
何度も言うように私はこのゲームが大好きです。
で、以前書きましたが、所用で6月頃に東京に行った時のことです。
スケジュール的に昼前に羽田空港についた後、若干時間に余裕があったため、
何をしようかなと考えたのですが、地図を眺めていてハタと気が付きました。
「羽田と鶴見って近いやん!」と。
なんでここで鶴見がでてくるかって言うと、もちろん潮風の消える海にの舞台だから。
要するに「聖地巡礼」をしようと思ったわけです。
こんなしょーもないことをするのは2回目。1回目はこちら。
「潮風の消える海に」は、JR鶴見線沿線を舞台とした物語です。
この旅の目的は鶴見線に乗り、舞台となった場所を見て回ることにあいなりました。
適当に書いた線沿いのところが鶴見線。見ての通り路線沿線は全部あわせても10kmもなく、
一部では大都会に存在するローカル線ということで、人気のある路線です。
私は鉄ちゃんではないため電車には詳しくないのですが、まあそういうことです。
公共交通機関の中では一番電車が好きですけどね。
見ての通り短いにも関わらず行き止まりの駅が3つもある非常に変わった路線です。
港に散在する工場に通勤する労働者が主な旅客ですので、昼間の本数はそれはもう少ないです。
ホントにここ川崎~横浜か?ってくらいに。
始まりは起点となる鶴見駅から。
川崎市の中心である川崎駅の隣の駅で、横浜市鶴見区の中心でもあるため、それなりに大きい駅なのですが、
鶴見線ホームは人も少なくレトロな雰囲気に。
ちなみに鶴見線の中で唯一の有人駅でもあります。
ここから、まずは…
赤丸のついた場所、海芝浦駅まで向かいます。
電車に乗ってる最中は「セイリング」無限ループ再生してました。
歌詞中の「行き止まりの駅」とはこの海芝浦駅、「その向こう」とは黄丸の鶴見つばさ橋のことを指しています。
当日は生憎の雨。晴れてたらどんなによかったか…。
降り立って感じたのは、「せめえ!」でした。
この駅は、敷地自体が東芝のもので、駅の出口は東芝の工場の入口となっており、
当然部外者のわたしは外にでることができません。
写真のアングルが若干不自然なのも社屋を撮ったら不味いから。まあそこはマナーです。
加えて、電車以外の交通手段は社用道路のみ。(主人公たちは線路沿い走って行っちゃうけど)
駅内から、海芝公園という小さな公園には入ることができますが、
電車の本数も少なく、行くところもないので、それこそ関係者かその筋の方、もしくは黄昏れたい人しか来ません。
冒頭、ここで主人公はたそがれていたわけですね。
向こうに見えるのがつばさ橋です。
この、鉄柵を超えた海の中で、進と美潮は3年目の夏に3回目のキスをするわけですが、
実際にやってたら守衛さんにキ◯ガイかと思われるのでマネしないようにしましょう。
さて、やってきた1本あとの電車にのって向うのは、浅野駅。
ヨットの引き上げ・修理などなど、仲間たちと触れ合う時間はほぼ全てここが舞台です。
浩介は隣の安善駅付近に住んでおり、チャリで通ってきますが、そっちは今回いってません。
駅には3匹のネコが棲みついてるとのことでしたが、2匹しか見つけられませんでした。
駅を出て右を向くとこの景色。
奥に見える工場はJFEの敷地で、1年目の夏主人公たちはこの茂みの中で作業をしていたわけです。
沈んだヨットを引き上げたり、岸壁で突き落としたり突き落とされたり…といろんなことがあった場所。
地味にこの写真を撮った場所より向こうは立ち入り禁止になってたので自重。
背後の謎の塔があるので、場所はここで間違いなさげ。
最後が主人公や莉佳子の住む国道駅。
鶴見駅の隣にもかかわらず、凄まじいレトロっぷりには驚かされます。
ここも浅野駅ほどではないですが、よくイベントの起こる場所です。
申し訳ありませんがなぜかデータが破損してたので、ネットで拾ったやつをばw
国道沿いにあるから国道駅なのですが、時代に取り残された古臭さはノスタルジック。
こちらは改札前に立っている格好になりますね。
行ってみれば分かりますが、こんなところで進や美潮、莉佳子のように痴話やってたらかなり注目されます。
これは莉佳子の立ってる場所を後ろから見る形になりますね。
川崎駅から二駅とはとても思えない雰囲気がお分かりいただけるでしょうか。
今回巡ったのはこれくらいで、その後は鶴見駅に戻り、本命の用事に向かいました。
上でもいったように鶴見線は鶴見駅以外無人駅なので、↓のような事態になります。
海芝浦駅では改札を出ることができませんし(改札の内側に券売機がある)、浅野駅はそもそも改札がありません。
他の駅も似たり寄ったりな状況じゃないでしょうか?
ということで、関東の大都会近郊の路線にもかかわらず、鶴見線をウロウロしてるとこのように切符がたまっていきます。
とまあ、今回はたまたま「潮風の消える海に」となっている鶴見線を訪問しましたが、
好きな作品の舞台を訪れるというのは大変楽しいので、機会があればみなさんもやってみてはいかがでしょうか?
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カテゴリ : うぐいすパン:エロゲ関係の駄文
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